RevisNote Storiesが始まります
by Shigeru Hyodo, Developer at RevisNote
業務日報アプリRevisNote運営が発信する読みもの「RevisNote Stories」を公開しました。RevisNoteの開発裏話や、チームや組織の運営にまつわるTips、各業界の最新ニュースなどをお届けする予定です。
RevisNote Storiesを始めた動機
小説を読むのが好きです。フィクションも、ノンフィクションも好きです。物語は、私たちに新しい視点を与え、世界の見え方を広げてくれます。それと同じで、いち開発者の、いちサービスが生まれた背景や、これからどうするのかという日々の進歩も、書いて公開すれば、多分面白いのではないかと考えました。

それに、素直なところを書くなら、生まれたばかりの業務日報アプリRevisNoteには、圧倒的に知名度が足りません。世の中にはたくさんの素晴らしいサービスがあって、その中にはひょっとするとRevisNoteよりも優れたものもあるかもしれません。しかし、だからといって「ここに自分がいる」と存在を主張しないのは、もったいないことですよね。
だからわたしは、業務日報アプリRevisNoteの存在証明と、インターネット上のちょっとした楽しさや興味深さに貢献するために、RevisNote Storiesを始めることにしました。
RevisNoteについて
2024年3月12日、業務日報アプリRevisNoteはインターネット上に公開され、サービスを開始しました。RevisNoteという名前の前半は、Report + Visionの造語です。チームと個人の目標を実現する、新しい業務日報アプリです。

RevisNoteの主要な機能は、日報と分報、そしてタイムラインです。日報は1日に1件しか書けない長文のレポートで、分報は何度でも書ける短文の呟きです。これらはデフォルトでは区別せずタイムラインに表示され、チームの「今」をリアルタイムで共有できる体験を狙っています。もちろん、フィルタリングもできます。
また、中規模・大規模組織向けに「チーム」機能もあります。組織の人数が多い場合に、特定のメンバーのレポートだけを見たい、という場合に便利です。誰が今日すでに日報を提出していて、誰がまだ未提出なのか、というプロジェクト管理者やチームリーダーが気になる情報も、一目で分かります。
RevisNoteの料金プラン設計
最初に思いついた料金プランは、いわゆる段階的なプランでした。組織の人数が20人以上なら何円で、100人以上なら...という一定の人数ごとに料金が上がるプランです。これは実装も簡単なので、最初はこれでいこうと思っていました。
しかし、段階的なプランには欠点があります。例えば、組織の人数が21人しかいないのに、用意されている段階的プランが20人から99人までの有料プランなら、その組織は無駄に高い料金を支払うことになります。これは組織にとって、組織の拡充を抑制する要因になりかねません。わたしは、RevisNoteの料金プランが組織の成長の心理的足かせにはなってほしくないと考えました。
結果、選んだのが組織の人数に完全に応じた料金プランです。段階的ではなく、10人なら10人の料金、11人なら11人の料金、という具合です。これにより、組織の成長を抑制することなく、RevisNoteを使い続けることができます。
また、月途中での人数変動にも対応するために、料金は毎日計算することにしました。IT業界でいうところの「人日」単位での計算です。n人がn日間使った場合の料金、として日毎の人数をカウントし、月末まで毎日の人数を合計して請求する仕組みです。これなら、組織の成長に合わせて、いつでも自由にRevisNoteを使い続けることができます。
RevisNoteのこれから
現時点ですでに、いくつかの機能の追加を予定しています。お気に入り機能と、日報の下書き機能です。厳密には今も下書き機能はあるのですが、デバイスを隔てることができないという弱点を抱えています。スマホとPCの双方で同じ下書きを引き継ぎたい、という要望に応えるために、下書き機能を改善します。

それから、未確定ですが通知機能も将来的に追加するかもしれません。ただしこれに関しては、「どのような体験を提供するか」というレベルでの議論がまだまだ足りていないので、ちょっと考え中です。単なるSNSならともかく、RevisNoteはあくまでビジネス向けのツール。仕事中にむやみやたらと通知を送るのは、メンバーの集中を削いでしまうことでしょう。……どんな通知設計がベストか、もう少し悩んでみます。
他にも、随時RevisNoteは機能を追加していく予定です。ただし、あまりむやみやたらと機能を追加して、RevisNoteがまとまりのないツールになってしまうのは望むところではないので、そこはよく考えながら、バランスをとっていこうと思います。
今回はここまでです。ニュースレターや要望窓口の設置もそのうちやれたらいいかも、なんて思っています。今後は随時、RevisNote Storiesを更新していきますので、お楽しみに!